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  • Jun.05, 2017

アニメゴジラ、アヌシー国際アニメーション映画祭参加!
静野&瀬下両監督よりコメントが到着!!

2016 年公開の邦画実写映画で堂々の興行収入No.1を記録した『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督)。徹底的なリアリティをもって描かれた様々な描写が観客の心をつかみ、第40 回日本アカデミー賞においても、最優秀作品賞など最多7 冠を獲得した。
次のステージへ歩みを進める“ゴジラ”が本年11 月に解き放つのが、映画『GODZILLA 怪獣惑星』です。
日本でアニメーションが初めて公開されてから100 周年という節目の年に始動するゴジラ映画史上初のアニメーション企画です。ついに、アニメゴジラの咆哮が轟く―――。

そしてこの度、来週6/12(月)~17(土)にフランスにて開催される「アヌシー国際アニメーション映画祭2017」に『GODZILLA 怪獣惑星』が参加するにあたり、本作においてダブル監督を担う、最新作・劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が大ヒット中の静野孔文監督と、SF漫画の鬼才・弐瓶勉原作の世界中のクリエイターやSF ファンを虜にした伝説のコミック「BLAME!」の映像化を成功させた瀬下寛之監督からコメントが到着しました!

静野監督コメント
「ゴジラがアニメになることを世界の人たちはどう思っているのか、気になるところ。アヌシーに集まるアニメファンが我々の「GODZILLA」にどんな反応を示すのか、とても楽しみです。」

瀬下監督コメント
「世界最高のアニメーションフェスティバルに、世界最高の「怪獣」が登場する、そんな歴史的瞬間に立ち会えて幸せです」



「アヌシー国際アニメーション映画祭」は1960 年にカンヌ国際映画祭のアニメーション部門が独立して始まった、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)公認の映画祭で世界最大規模のアニメーション映画祭です。
『GODZILLA 怪獣惑星』は今後公開の長編新作のメイキングを紹介する「Work in Progress」というプログラムに招待されています。現地時間6/14(水)午前9:30 より、静野孔文監督と瀬下寛之監督が登壇します。なお、この「Work in Progress」には2016 年に『この世界の片隅に』(片渕須直監督)が、2015 年に『バケモノの子』(細田 守監督)が日本からは招待されており、近年映画祭の中で注目が高まっています。

©2017 TOHO CO.,LTD.

≪静野孔文監督 プロフィール≫
1972 年生まれ。金呈天元(北京)およびkry 株式会社所属。
04 年にTV アニメ『名探偵コナン』演出を手がけたのち、05 年にアメリカのTV シリーズアニメ『G.I. Joe SIGMA6』の総監督・監督に抜擢。『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序』(07 年・演出協力)、OVA『真救世主伝説 北斗の拳:第四部 トキ伝』(09 年・監督)、『魔法先生ネギま! ~もうひとつの世界~』(09~10 年・監督)、TV シリーズ『シドニアの騎士』(14 年・監督)、劇場版『名探偵コナン』は11~16 年まで連続で監督を務める。

≪瀬下寛之監督 プロフィール≫
1967 年生まれ。89 年リンクス入社。映画『河童』、『パラサイトイブ』やTVCM、ゲーム映像など、様々な分野のCG/VFX制作でCGディレクター/デザイナーとして従事。97 年渡米、スクウェアUSA の映画『ファイナルファンタジー』(01 年)にてアートディレクター。00 年帰国、スクウェア(現スクウェア・エニックス)にて、『ファイナルファンタジーX』(01 年)、『ファイナルファンタジーXI』(02 年)、『キングダムハーツ』(02 年)、『ファイナルファンタジーX-2』(03 年)などのゲームムービー制作のデザイナー/VFX スーパーバイザー。’04 年、カシオエンターテイメント入社。松本人志監督作品『大日本人』(07 年)、『しんぼる』(09 年)にてVFX 監督を担当。2010 年、ポリゴン・ピクチュアズ入社。『シドニアの騎士』(14 年)副監督、『シドニアの騎士 第九惑星戦役』(15 年)監督、『亜人』(15~16 年)総監督、『BLAME!』(17 年)監督。

■Introduction
1954 年に誕生した、映画『ゴジラ』は、巨大な文化的アイコンとして世界中の人々に愛されてきた。2016年には『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督)が公開。徹底的なリアリティをもって描かれた様々な描写が観客の心をつかみ、大ヒットとなった。そして2017 年、『ゴジラ』は誰も予想しなかった新たな“進化”を果たす。それがアニメーション映画『GODZILLA』である。
本作が描くのは、これまでのどんな『ゴジラ』とも一線を画すシビアでハードな未来世界。二万年もの間、地球に君臨し続けてきた“ゴジラ”とそれに対峙する人類の因縁の物語だ。
監督には、昨年公開した劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』を手掛け、歴代最高の興行収入を記録した静野孔文が参加。コンビを組むもう一人の監督が瀬下寛之。CG 領域の第一線で培われたその手腕は監督、総監督作である『シドニアの騎士 第九惑星戦役』、『亜人』で立証済みと言える。ストーリー原案・脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』や『PSYCHO-PASS サイコパス』などで知られる虚淵玄。突破力抜群のアイデアと先を読ませない緻密な構成力は多くのファンの心を捉えている。そして制作は『シドニアの騎士』を始め、『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』等で米国テレビ業界のアカデミー賞として知られるエミー賞最優秀賞(デイタイム・エミー賞 アニメーション番組特別部門最優秀賞)を三年連続受賞するなど数々の実績を持つ国内最高峰の3DCG スタジオ、ポリゴン・ピクチュアズ。誰も見たことのない新しい“ゴジラ”の始まりを告げる咆哮が今、響き渡る――。


■Story
二十世紀最後の夏。その日人類は、地球という惑星の支配者が自分達だけではないと知った―――。
巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、人類は敗走を重ね、ついに地球脱出を計画。そして2048 年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船・アラトラム号で11.9 光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指し旅立った。しかし、20 年かけてたどり着いたタウ星e の地球との環境条件差は、予測値を遥かに上回り、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。
移民船に乗る一人の青年・ハルオ。4歳の時、目の前でゴジラに両親を殺され、20 年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた。移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」は主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。
だが、帰還した地球は、既に二万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。果たして人類は地球を取り戻せるのか。そして、ハルオの運命は――。


【スタッフ】
監督/静野孔文・瀬下寛之
ストーリー原案・脚本/虚淵玄(ニトロプラス)
シリーズ構成/虚淵玄(ニトロプラス)・村井さだゆき
キャラクターデザイン原案/コザキユースケ
副監督/森田宏幸
演出/吉平“Tady”直弘
プロダクションデザイン/田中直哉・Ferdinando Patulli
CG キャラクターデザイン/森山佑樹
造形監督/片塰満則
美術監督/渋谷幸弘
色彩設計/野地弘納
音響監督/本山 哲

【キャスト】宮野真守・櫻井孝宏・花澤香菜・杉田智和・梶裕貴・諏訪部順一
【製作】 東宝
【制作】 ポリゴン・ピクチュアズ
【映画公式サイト】godzilla-anime.com
【映画公式twitter】@GODZILLA_ANIME