POLYGON PICTURES

News Release

  • Press Release
  • Aug.02, 2021

ポリゴン・ピクチュアズ、新たなビジネス拠点としてインドに100%子会社を設立

株式会社ポリゴン・ピクチュアズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:塩田周三、以下当社)は、インド・ムンバイの衛星都市であるターネ市に、CG映像制作でも特に技術的知識、経験を必要とする※リグ工程に特化した100%子会社、Polygon Studios India Private Limited(資本金:7,000千インドルピー、CEO:Sandeep Betharia)、以下Polygon India)を設立することを発表します。

CG映像制作において極めてテクニカルな職種であるリグ工程のアーティストは、世界的に人材争奪競争が激しく、人材不足が大きな課題となっています。当社およびマレーシアの合弁会社Silver Ant-PPI Sdn Bhd(本社:マレーシア、CEO:Goh Aun Hoe/安宅 洋一、以下Silver Ant-PPI)には、海外での積極的なリクルート活動により多数のインド出身アーティストが在籍。その実績を活かし、インドに帰国した元当社、Silver Ant-PPIのアーティストをPolygon Indiaに採用することで、即戦力となるチームの構築を実現しました。また、インドには当社の映像制作のためのアウトソースパートナーも多数存在しており、Polygon Indiaは現地パートナーとのスムーズなコミュニケーションと制作指示をおこなう役割も担います。

Polygon IndiaのCEOを務めるのは、当社でテクニカルディレクターとして活躍した後、Silver Ant-PPIに立ち上げに参画、2019年までSilver Ant-PPI取締役を務めたSandeep Betharia)。当社のハイエンドな作品制作に必要な品質、生産性およびそれを実現するパイプラインを熟知しています。また、長年海外マーケットの開拓に注力してきた当社代表取締役の塩田周三と、第1プロデュース部部長のジャック・リヤンもPolygon India役員として経営に参画いたします。

当社は、今後も「誰もやっていないことを 圧倒的なクオリティで 世界に向けて発信していく」をミッションとして掲げ、日本のコンテンツ業界の将来を見据えた、グローバルな事業展開を加速して参ります。

※下記の【CG映像制作におけるリグ工程とは】をご参照ください。

【Polygon Indiaについて】

名称:Polygon Studios India Private Limited
所在地:Solus 415, Hiranandani Estate, Ghodbunder road,
Thane MH 400607 IN
代表者:Sandeep Sharad Betharia
事業内容:コンピュータ・グラフィクスによる映像制作
資本金:INR 7,000,000(約10,400,000円@1.49円/INR)
設立年月日:2021年7月16日
決算期:4月1日~3月31日
事業開始日:2021年8月1日

【CG映像制作におけるリグ工程とは】

リグ工程とは、アニメーターがモデルを動かすための仕組みを作る工程です。コンピューター上に作られたモデル(型)に骨や関節を入れ、各部が可動するように設定します。関節を動かした際、周りの筋肉がどのように連動して動くかも計算して設定しなければならないため、リグ工程には3Dソフトに対する理解と、数学、アニメーション、人体などの専門的な知識と専門技術が必要とされています。(キャラクターの体だけでなく、髪、洋服、動物、車など、映像上で動きのあるもの全てに設定をおこないます)